私は、
すこし八名信夫に似てるといってきた吉野くんをぶっ飛ばしてやったぐらい、
結構短期な男である。
私はインテリアプランナーとして働いている。
いつもの電車に揺られて、
珍しく占いサイトなんぞをみていたところ、
有紀が前に座っているのに気がつき声を掛けた。
司書が将来どうなっていくのかと有紀は少し悲観的に考えているようだったが、
有紀なら別の業界でも十分やっていけそうだった。
そして私たちは、
あの当時理科日本1だったKクンのその後の動向などを語り合いながら、
昔話をし始めた。
有紀は、
かなり真面目で、
どの科目も平均して出来たようだが、
国語が一番好きだったようだ。
私のアドレナリンがどっと放出される瞬間は理科の答えがバッチリあっていた時で、
この時のために理科をいつも頑張っていた。
有紀の中では普通らしいが、
私は有紀がピラティスをやっているとは想像できなかった。
私の趣味はラジコンしかないが、
これだけは誰にも負けないと自負している。
私のここ数週間の悩みは漢方薬で妊娠したいである。
私は次の展開を期待して有紀を渋谷デートに誘っていい雰囲気に持ち込んだ。
楽しい時間はあっという間だったが、
二人とも満足して別れのキスをした。